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心に描かれる言葉や風景、日々の想いを綴ります*


by atelier_m_365
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東日本大震災

3月11日(金)に発生した東日本大震災により亡くなられた方々のご冥福を
深くお祈り申し上げますとともに、被災された皆様、そのご家族の方々に心より
お見舞い申し上げます。皆様のご無事と一日も早い復旧・復興をお祈り申し上げます。



地震発生から一週間、あの瞬間から時間が止まってしまったかのような、
また余震への不安に怯えながら日々を過ごしています。

地震発生前に戻って欲しい、そんな願いも虚しく、被害状況を目に耳にする度に
ただ茫然とするばかりです。

地震、津波、火事、今もなお続く余震、そして原発、また支援物資が上手く届かないなど
様々な問題を抱え、一体いつになれば…とやるせなさを感じています。

地震発生からの長い一週間、これから何年もの時間を掛けて復旧・復興していくという、
気が遠くなるようなことへ立ち向かう力を持たなければならないのだと思います。



主人の専門学校の同級生3人は私も面識もある方々で、やっと連絡が取れたり、
友人伝いに無事を確認しました。

おふたりは茨城県水戸市在住でした。そしてもうおひとりは数か月前に東京から
奥さまの故郷である福島県双葉郡楢葉町にご家族4人でお引越しされ、
2011年4月中旬に福島県いわき市に新しくお店を開店させる予定でした。

そのご家族は地震に遭遇、津波の第一波を目にしながら、楢葉町からいわき市へ、
そしてご主人の故郷である茨城県水戸市に避難してきたとのことでした。

また知人で岩手在住のマロンそっくりのチワピン姉妹をご家族に持つ知人も無事でした。

宮城県名取市在住の友人は未だ連絡が取れていません。

さらに昨日から小学校の同級生であるカメラマンの友人は福島県入りして、
現地で取材活動をしています。



地震発生時、私はマロンとお散歩中で翌日12日(土)から東京・実家へ行くため、
指定券購入に駅の券売機に並んでいました。

駅はガラス張りで天井までの高さもある新しい駅で、横揺れが長く続き、
途中バキッバキッという大きな音がしました。

ブルブルと震え出したマロンを抱えながら、しゃがんで揺れが落ち着くのを待ちましたが、
早く止まってと思うほど長く揺れていました。

揺れが落ち着いてから急いで帰路に着きましたが、マロンは歩くことが出来ず
抱きかかえたまま、途中降りたいそぶりをして降ろしましたが、またすぐに歩けなくなり、
抱きかかえて帰宅しました。

その後しばらくして主人と、そして東京・実家とも連絡が取れましたが、
自宅は無事でしたが、実家は花瓶が落ちたり、お風呂のタイルがはがれ落ちたりしました。

姉家族は義兄は大崎勤務、姉は渋谷勤務、高校生の姪は八王子通学、中学生の甥と
小学生の姪は地元通学、電車通勤・通学の姉夫婦と高校生の姪は帰宅困難になり、
義兄は徒歩で5時間掛けて2時すぎに、姉は電車が動くのを待って0時すぎに、
高校生の姪は中学校の同級生のご家族の車に同乗させていただ0時すぎに帰宅、
中学生の甥と小学生の姪は近くに住んでいる義母がお迎えに行ってくれたとのことで
安心しました。



何をどう言葉にしていいのか、わからないいまま、まとまらないままです。
3月15日(火)には山梨県でも大きな余震がありました。

余震への不安、さらに揺れていなくても揺れているような感覚、サイレンや防災放送などの
大きな音にも怯えています。

私でもこんななのに、被災された皆様、そのご家族の方々はどれほど不安な日々を
お過ごしかと思うと心が痛み、涙が溢れてきます。

それでも現実をしっかり受け止めようと、被災地を訪れることは出来なくとも、
節電を意識しながら、テレビのニュースやインターネットで状況を把握しようと努めています。

そして出来る限りの想像をして、被災地に自分を置き、絶する恐怖を感じながら、
今後私に何が出来るかを考えます。



森が燃えていました
(略)
ハチドリだけは いったりきたり くちばしで水のしずくを一滴ずつ運んでは
火の上に落としていきます
(略)
私は、私にできることをしているだけ
【ハチドリのひとしずく  いま、私にできること】より



日本国民全員でこの東日本大震災という哀しい出来事を強く受け止め、乗り越えて
いかなければならないと思います。誰かが誰かを責めているときではないと思います。

そして温かい手を差し伸べてくださる世界各国の方々に感謝しています。

被災地で生命の危機に立ち向かった、また今もなお立ち向かっている大勢の方々の
ご無事を深くお祈り申し上げます。
by atelier_m_365 | 2011-03-18 18:27 | ご挨拶